ガルバリウム鋼鈑部分の外壁材施工が始まりました。
現場で職人さんが採寸・加工し、張り付けていきます。こちらは丸1日掛けて1面を貼り終えたというところです。この日は2名の職人さんが声を掛け合いながら施工されていました。
外壁にガルバリウム鋼鈑を選定した理由は、質感・デザインは勿論ですが、周辺に木が生い茂っているので、藻が繁殖してしまった際にメンテナンスがしやすいよう、目地の少ないものを選択されています。また配色にも配慮がされていて、南面は太陽光を吸収する黒に、東西面を太陽光を反射しやすいシルバーにしています。
それでは夏の日差しが厳しいのではないかと思われるかと思いますが、夏は太陽の高度が高くなるため、軒で遮ることができるよう設計されています。
こちらは、バルコニー・パラペット用換気部材アンタレス。
木材が腐りやすく漏水事故の多い笠木周辺で防水・通気を両立する大事な部材です。
屋内では床張りが行われています。
3104の家の床は、杉の無垢材が多くを占めます。その質感は柔らかく、フローリングと違い素肌で触れると温もりを感じることができます。これは柔らかな杉材に含まれる空気層によるものだそうで、断熱性と調質性に優れています。また、杉の香り成分には「セドロール」という鎮静効果の高い成分が含まれていて、そのリラックス効果が落ち着きと安眠を与えてくれます。
もし「興味があるけどウチの床はフローリングだから」と諦められている方がいらっしゃいましたら、腰壁に杉材を施工することで杉の香りを十分に得ることができますので、是非お問い合わせください。
それでは今回はこのあたりで失礼します!
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